週末から吉本興業が騒がしいですね。
ちっょと個人的には本来の道筋から外れているのではないかと違和感を感じます。
まず、ことの始まりは芸能人が暴力団関係者と結果的には接点があり金銭を受け取っていたことがそもそもの問題のはずであり、その時点で芸能関係者は潔く首なり解雇なりする問題であった。
と私は思います。
つまり、私の考えでは芸能人に落ち度があるわけであり、しかも会社を通さずにやった行為なのだから会社もその点に対しては厳罰にすべきでしょう。
とは言え、会社は社員を教育する立場であり、社員の働きによって利益を受けているわけですから何もしないわけにはいかない。
次に、謝罪の会見の問題。
罪を犯した人が正直に誤りたいというなら正直に会見を開くべきだったし、それを後押しするのが誠実な会社としての対応であったことは間違いなく、其れをさえぎった会社側に落ち度が歩きがします。その点に関しては、会見を開いた芸人たちの発言は納得のいく発言であり、世間一般に対する謝罪だったと思う。
ただね、その会見を開いた二人が「まだ引退は考えていない。」と言うのはちょっと腑に落ちない。悪いことをしたのに潔くやめるといわないのは何故か?
一方、働き頭の芸人を潔く初めから切らずに放置していた会社もどうなんだ?と思ってしまう。
そもそも論、事件が発覚し金銭を受領したところで連帯責任でも何でも参加した人間全部クビにすればよいだけだったのに。変な戦略を立てて後々復帰させることを会社側はイメージしていたような気がします。
暴力団関係者との接点の問題と会社の対応の問題は別次元の問題であり、ここで会社側の対応の問題だけを取り上げていくという方向性は若干間違っているように感じます。
さて、この問題どこでどう落ち着くのだろうか?