資格試験や働きながらのキャリアアップと言うことで立ち上げているこのブログなのですが、昨日は丁度、元土地家屋調査士の年配の先生で現在は引退して後進の指導に当たっている方からお話を聞いて、思うことがあったので書いてみたいと思います。
私もいろんな資格のコレクターなわけですが(笑)、昨年取得した行政書士の資格についてはやっぱり他の資格とはちょっと違うなぁと感じるところがあります。
8ないし11士業といわれる資格であり、おはずかしながら登録して世にでれば「先生」と言われるような資格でもありますし、「町の法律屋さん」と言うイメージです。
しかし、元をただせば、例えば役所に対する営業許可の申請であれなんであれ、原則は本人が申請できるものであり其れを代理してやっているに過ぎないものです。
故に「代書屋」と言われています。
昨日、その方にお話しをする機会があり(当方は有資格者であることは話していませんでした。)、
話をしているなかで、その方はこういいました。
「司法書士であれ行政書士であれ所詮は代書屋さん。本人でも出来ること。だけれど調査士は
そもそも測量技術(現場での実測調査)が無ければ面積を測れない。だから本人で有ってもほぼ、
自分で申請することなんて理論上無理な話なんですよ。我々は知識を売るのではなく技術を売っているのです。」
と言う言葉を頂きました。
この言葉を貰ったとき「うわーーーすげーーー。」と言う部分と「仕事に対する埃とプライド、職人的な何か。それは代書業とは異なるもの」を感じた次第です。
決して、その言葉の中に司法書士や行政書士をバカにしたというのではなく、純粋に凄いなってかんじました。
やってきた仕事に埃を持てるってとってもいいなと思いました。
そういう仕事がしたいですね。