今日は、かんぽ生命の不正事件について話をしたいと思います。
現在かんぽ生命って従業員の不正販売の件で営業を停止されているわけですけれど、簡単に言うと営業担当者が客に嘘をついたり、勝手な手続きをさせることで契約を一度解除して新たに契約をさせるなどの行為をしたことによって始まった事件です。
新たな契約をさせることによって、契約担当者は手当てを貰える仕組みになっていてその行為が横行したと言う事ですね。当事者になった契約者であるお客は、それにより過分の費用を払わせられたり、生命保険の場合契約後3か月は待機期間が存在するため、結果的には無保険の状態になるわけです。
状況的にも不利に立たされるという話です。
で、基本的には年配のお客を狙って行われていたのですが、実は私もその被害者の一人なのです。
私は年配ではないのですが、かんぽ生命の取り扱いの窓口になっていたのは年配の母親で、母親とうちに通っていた社員との間で契約加入の話が進んでいて、当日契約日の時だけ本人確認と言う事で契約に立ち会った形になります。
もちろん、契約の時は確認事項として契約者は私なので、私の要望とか、希望を話しそれに基づいて契約プランを出してもらい契約と言う形にしたつもりだつのですが、こちらが当日話した要望の物と実際の契約した保険契約の内容と実際の物が異なっていたのです。
担当者の説明は当時とても簡単なものでした。
私の希望を簡単に言えば、A養老保険100万円 B終身保険200万円。を希望したのに出てきた
保険はA養老保険300万円と言う具合です。
約一年後に金額と内容がこちらの指定したものとは違っていたことが分かり、元に戻すように指示しましたが、ここでかんぽ生命は「契約を解除しなければならず変更はできない」と言い出しました。つまり、契約担当者のミスないしは故意にも関わらず、責任をあいまいにされたのです。しかし、保険はもしものために契約し続けなければならず、結果的には契約を解除して本来希望した契約内容の保険に加入することになりました。その際、今までかけていた積み立て式の保険の積み立て分は100%ではなく60%から70%ほどしか戻ってくることは無く、3割方損させられてしまったというわけです。
そして、この問題が明るみになり、当時のかんぽ生命の社員の行動が正にコンプライアンス違反であることが分かったというわけです。かんぽ生命からの通知が届き、調査を依頼したわけですが、この調査も又ズサンそのもの。1月に状況確認のために電話がかかりヒアリング調査をしたっきり6月まで全く返答がない。
しびれを切らして、こちらから電話すると、オペレーターの端末では、「5月にこちらから電話した。」というのです。「いやいや、とんでもない、そんな連絡来ません。」と言う事になり、1月のヒアリング内容とこちらの被った損害なり状況を再びお伝えすると、「こちらは対応できないので専門部署から電話しなおす。」と言う事で電話を切った。
暫く待つと、コールセンターからの電話が着信になっていた。「留守番電話にはどこの誰とも名乗り出ていない。」
そのとき電話に出られなかったので、こちらから再び電話すると、別のコールセンターの男が出て、対応。「午前中の話した内容で返事が来たはずなんだけど。」と言う形で解答を求めたら、
こんどは「そんな午前中の電話は受け付けていません。履歴に有りません。」と言い出す始末で、再び1月のカウンセリング内容から話すことになってしまった。
この会社の中味は全く持っていい加減で、全く機能していないのが現状だと感じた。
酷すぎますね。
しかも、コールセンターには「日中は仕事があるから6時以降に電話してほしい。週末は出かけるから電話はしないでください。」と登録したはずなのに土日であろうが昼間であろうが平然として電話をかけてくる。
こんな約束事も守れない会社に今後大事な保険なんてものを販売する資格何てもう無いと思います。
この会社潰れたほうが良いような気がする。営業再開何て危険すぎで社会にとって不利益です。
被害者が増えます。
今はやりの給付金問題で、やってはいけないのにかんぽ生命の社員は給付金申請して問題にもなっていますよね。完全に詐欺行為です。根本的にこの会社の社員自体が詐欺体質のような気がしてならない。
問題の解決はいつになるのだろうか?ちゃんと損失分返してくれるのか不安である。