ということで、今日は4月1日、エープリールフールですが、フェイクなしで行きたいと思います。アッと言う間の4月入り。一体3月は何していたんだろうというのが本音ですね。
ホントに何にもしていないな。
さて、コロナも本格化してきてかなりヤバいということが皆さん解ってきていますが、働いている人もそうですが、多分人を雇っている中小企業の経営者はもっと悩んでいることだと思います。
経営をどうするか?従業員をどうするかという部分ですね。
ハッキリ言って、政府はの出す保証なり補助金は結局財源が税金だから、巡り巡って税金で払うことになると思います。いうなれば、今生き延びて先に死ぬか、今死ぬかの違いなんじゃないかという風に感じるわけです。
まーそれはちょっと置いておいて、最近ユーチューブ等で補助金、融資関係の動画が結構出てくるようになりました。
資金売りに厳しい会社経営者は、すぐに飛びつこうと考えているかもしれませんけど、よーく考えてください。例えば融資の場合、気をつけなきゃいけないことってたくさんあると思います。
私が思うに、
まず、だれを対象としたものであるのか?どういう事業者を対象とするものなのか?
と言うことです。みんながみんな対象になるならいいのですが、見た感じそうでもないようです。
例えば、個人事業でもいいのか、フリーランスでもいいのか、会社法人でないとだめなのか?と言うことや。
建築会社ならいいとか、飲食店らないいとか、ホテル観光業ならいいとか業種的な問題もあると思います。
更に、ここが一番大事なところですが、よーく考えてください。あなたが貸す方の立場だったとした場合、赤字続きの会社にお金貸せますか?
私なら絶対貸しません。
毎年コンスタントに黒字経営している会社なら、実績があるし1.2か月休んでもすぐに黒字化できるだろう、貸した融資金を返済できるだろう。と解釈して審査を許可します。
しかし、毎年赤字で、先行きが分からない会社にいくらお金を融資してほしいと言われても、返済できるだけの当てがないのならまず貸すことは無いと思います。
融資申請の際には過去の決算書とか事業計画なども添付すると思います。
また借りたら借りたで、返済期間の間は各決算時に決算内容の報告等を貸してくれた銀行等に提出する義務も出てくるでしょう。その資料の提出作成にだってお金はかかりますよね。
従業員を雇っている経営者はゆくゆく先の部分に対しても考えたうえで融資を受けて会社を存続させるか、倒産させるかを考えなければなりませんね。
また、この点そういう潰れてしまった会社の従業員はまだ幸せです、倒産して会社都合退社になれば即失業保険の給付が受けられます。経営者には失業保険はないですから、全く保証がないのです、会社店舗を借りていれば解約しなければなりませんし、場合によっては違約金が発生することもあります。自社物件だとしても固定資産税はかかります。会社の清算にもお金はかかります。従業員よりも掛けている負担が多いですからね。
別の場合として、個人経営や家族経営の会社であればまだ融資を受ける意味はあるでしょう。このケースの場合は個人事業と殆ど同じですから、極論を言えば経済的には損益分岐点として考えるのではなく操業停止点で考えられるので赤字経営でも会社を維持する意味は有ると思います。なぜなら、ぽしゃったときは結局自分たちの責任で個人で自分たちの借金を負担すればいいだけですから、従業員を雇っていた時の負担がないだけマシと考えられるからです。
まーこういう言い方をすると従業員側の方には怒られてしまいますが、経営者が従業員の首を切り、家族経営にして事業を縮小する。リストラすれば会社としての一番高いコスト、人件費が削減されますから、事業計画書の将来見込み収益は黒字化できるとイメージ自体はできる。
まーこういう流れになるのかなぁ。あくまで私見ですけれど。