いゃー、ワールドカップ日本代表、ポーランド戦。
誰がこんな結果を予想していたでしょうか?
何か凄いめちゃくちゃな試合でしたね。
先発でいきなり6人変更で酒井高が中盤てのも凄いが、バカやら貸す宇佐美とすぐに警告もらう
槙野を使い、「え!、マジ本気ですか?相手はヨーロッパ最強チームなんですけど。」みたいな展開に。
案の定コンビネーションが悪く不安だらけの展開で前半折り返してセットプレーで先制点。
「そりゃまずいだろう。」
大迫、乾を入れて攻めに転じようとするが、コロンビアが先制して戦術変更。
負けていながら攻めずに守るという前代未聞の戦術に出る。
テレビ前で「それでも日本か?侍か?」と罵声を浴びせる私であったが、良く良く考えればこんなことは西野さんも100も承知のはず。大博打に出たのだ。
いや、もっと言えば、先発メンバーを6人も外した時点で既に彼のイメージやシュミレーションは
出来ていたのである。
結果的に試合は終了し、警告枚数の数で決勝トーナメントに進出する。
当然、各国メディアの殆どは日本を叩きまくっている。
当たり前のことである。スポーツマンシップに恥じる戦いをして、フェアプレーと言う名の下に勝ち抜いたのである。茶番劇、まさにそういわれても仕方が無い。
でも、そんなこと誰だってわかっている。日本人だってバカではありません。
西野さんだって全ての状況を分析し、そのすべての責任をあの数分の間に判断し、実行に移したのです。
試合後のコメントがそれを物語っている。
選手もそれを理解している。
全て決勝トーナメントにあがるため、そのためだけに、プライドも恥じも誇りもかなぐり捨て、次の試合の切符を手に入れた。普通の人には出来ない行動です。
何かを手に入れるためには、何かを捨てなければならない。
扉を開けなければ次の扉や世界を見ることは出来ない。
チャレンジの場所は手に入れた、生かすも殺すもベルギー戦如何。
歴史的大敗だって何でもいい、次の世代のために、日本のサッカーのために、1つでも大きな種を持ち帰ってきて欲しい。その種がいつか大きな希望の大木となるために。