今日はちょっとした事から知ることができた行政サービスについてコメントしたいと思います。
まず、私は70過ぎの母と二人暮らしなのですが母親は足に障害を持っていて障害者手帳を持っています。
私の住んでいる地域では行政サービスの一環として障害者のばあい自宅内に補助金で手すりをつけてくれました。確か、1割とか2割の負担でつけて頂きと、てもありがたい思いをしました。
で、今回母親と話をしていて年齢とともに階段がつらくなったので手すりの場所を増やせないものかと言うことになり再び行政にいって聞いてみました。
ちなみに母親が障害になったのは60才くらいだったと思います。
行政にいきいろいろと話を伺うと、まずは当時は障害者への補助金で手すりをつけてもらったわけですが、今回はもう65才を超えているため介護保険の適用になる旨いわれ、認定を受けて申請すれば20万円までの工事費は補助金の対象になるといわれました。
つまりポイントは、
1.審査を受けて介護対象者と成らなければならない。
2.手すり等の工事の補助金申請は可能
3.一生涯に申請は何度もできるが総額が20万円まで。
と言うことになります。
そもそも介護認定を受けなければ始まらないことになります。
ここで、さらに問題があります。
階段があると仮定しましょう。
自分の足が動くうちは手すりが必要、でも後々は車椅子になることを考えると
手すりではダメで、段差を修正するためのスロープが必要です。
いわゆる階段から坂道にするというイメージです。
ただ、20万円と言う範囲で考えると2つの工事費はまかなえません。
それならば初めから坂道にするという選択肢を取る方がいいのかなと感じます。
すると、、、職員の方からいいお話を伺えました。
「介護保険を受けずして手すりをつける方法はありますよ。」
何と自立支援という名目の補助金があり、介護認定を受ける前の人を対象に
まさに手すりをつけるための補助金制度があったのです。
またその補助金も20万円まで対象可能。
つまり、認定前は手すりの申請、車椅子生活になったら認定を受けて坂道工事の申請と言う
二段構えの補助金申請ができるとのこと。
逆に、認定を受けてしまってからは自立支援の申請はもうできなくなるので、認定されないうちに利用したほうがかなり得。と言うことになります。
実質補助金は20万円から40万円になったのと同じことです。
流石にこの制度には驚きました。
何気に行政もいろいろなサービスを行っているんだな、使わないと損だな。と感じました。
知ると知らないとでは全然違うのですね。
解らないことはわからない、こうしたいけどこうならないか?
モヤモヤしているくらいなら、しかるべき所にいって専門の人と相談したり助言をいただくことはとても大事なことだと感じました。
危うく誰しもが貰える20万円の補助を使わないところでしたよ。
尚、この制度は地域によって違うので最寄の役所に相談に行きましょう。