今日は、資格試験を行う上で、ちょっと個人的に気になったことを書きたいと思います。
どちらかと言うと比較的難関資格、とはいっても私にとっての難関資格は簿記2級と去年受けた行政書士試験が取得資格の中では一番難しかったトッブ2なのですが、お恥ずかしい。
人によっては「そんなの難関じゃないよ。」なんて言われてしまいそうですが、その点お許しください。
私は基本独学メインでしたが、簿記に関して言うと講座に通っていましたし、一度試験に落ちた経験があります。実際のところ行政書士試験は1回で受かりましたが、もしダメだったらどうしよう?継続して勉強するか、しないか考えていたと思います。
私は行政書士試験を受ける際や簿記を受ける際に予備校の模擬試験を受けたり、本を買ったりして各予備校に名前等を登録しました。本試験の解答を貰う際にもいろいろと登録しますよね。
すると、対外予備校から新講座の案内や今ではユーチューブ等でガイダンスがあるわけです。
私は、行政書士試験に合格した後も某予備校等から案内が来ます。
はっきり言ってしまえば、予備校もビジネスですから自分の講座を取ってもらわなければ会社として成立しませんので、各講師の先生方はおちた生徒さんたちにまた受講してもらいたいわけです。
だから当たり前と言ってしまえば当たり前の事を永遠話しているような感じがします。
そのこと自体は問題ないし当たり障りのないことを言っているなと感じます。
前に、行政書士合格者のオフ会のようなところがあって其処に参加してきました。合格者の中にはいろいろといて、試験合格まで5年以上掛かった人やほんの数ヶ月で合格された方様々です。
ここでちっょとした違和感を感じました。
ある人は「OOのOO先生だから私は合格できた。OO先生は神様だ」的な、変な話、宗教チックに熱く語り始めたりします。
その気持ちはわからないわけではない、私も今までの人生でいろいろとお世話になった恩師が多数います。その先生に対する敬意は当然持っています。しかし、だからと言って神様神様とそこまで崇め奉ることはないですし、これから受験なりする人にこの先生が絶対いい。この先生にしろ。とはいえないわけです。
先生ごとにフィーリングってありますし相性ってのがやはりあるのです。
合格すると良くわかるのですが、へんな意味で出身の資格予備校等で固まる傾向が多々ありますね。まーそれも一つのご縁であることは間違いないのですし、それがいい出会いであれば良いのですが、私のように基本独学で自分のことは自分で決めてきた人間からすると、一つの枠に入り込みすぎて回りに気を使いはじめ、流されてしまうのはちょっと疑問だなぁと感じるのです。
これは受験の継続にも言えることで、今回教えてくれた先生がダメだったから別の先生に変える、予備校を変えるというのも同じことで回りに流されないで自分の感覚に基づいていろいろな判断をしてもらいたいということに行きつきます。
継続する、しないも自分の判断、学校選び、担当の先生選び、受講する講座選び、結局は自分本人が基準なわけですし、その責任結果は自分に降りかかってくるものなわけですから、その点をよくよく考えて回りに振り回されず今後の方針を決定して頂けたらいいなと感じます。
人は支えあって生きていくものだけれど、でも基本は1人と言うことを忘れてはいけないようにも感じます。