最近周りの人たちと話をする中で、日本と言う国はつくづく資格と言うものがたくさんあるのだなと感じてしまいます。
国家資格もあれば民間資格もあり、話を聞いていると、「なんだその資格は。聞いたこともない。どんな意味があるんだろう。」なんてものが多かったりします。
一番気になるのはいわゆる民間資格と言うもの。
ある友達は、「散骨アドバイザー」なんていう資格を勉強している。年に3.4回試験があるそうな。
確かに最近はお葬式も簡略化されたり、お墓を持つこともしなくなったり、お墓があっても墓じまいする人も多々いると聞く。
名前の通り遺骨を海に流すことが散骨だったりするわけだけれど、時代の流れから散骨の需要は増加傾向になるらしい。
で、ちょっとネットで調べてみたのだが、要は葬儀屋団体のようなものが社団法人を作って立ち上げたもの。国も関与していない国家資格でもないもの。
一体どんな意味と効力があるのか甚だ疑問である。
散骨をするまでには確かに国や自治体の許可なりが必要だからその流れなり手続きを学ぶことはイイんだろうけれど、自分が葬儀屋に入るならまだしも一般人がこんなものを取って何んなるのかなと感じてしまう。
しかも会員には上、中、下とランクがあるようで会員になるとそれに応じた会費が徴収されるらしい。
私はいろいろと資格を持っていますけれど実際民間資格で効果があるなと思っているのは日本商工会議所の簿記検定くらい、FPはFP協会ときんざいが関与していますがれっきとた厚生労働大臣の管轄だから、1級資格は大臣の名前で合格証書が授与をされます。
だから国家資格でいいと言ってよいと思います。
貴重な時間をどんな資格に費やすかと言うのも慎重に考えなければなりませんね。
時間は有限ではないのですから。