今日は祝日と言うことで、最初はまったり自転車でもいじろうかと思っていたら、母親がキレました。「あんた何時になったら階段の照明取り付けるのよ」と言い出しまして、それをやることになってしまいました。
いゃーね、天井にレール式のスポットライトを付けたいって話で、機材は既に購入していたんですよ。ところが、最初は露出配線でいいと言っていたのに、母親が駄々をこねまして、見てくれ悪いから隠ぺい配線にしてくれだとか、スイッチを付けてくれだとか無茶ぶりを言い出したため放置していたわけですよ。
もーしょーがねーなー、と言うことでまず天井にレールをくくり付け、側面の壁に穴をあけてVVFを突っ込む、丁度突っ込んだ下の方にコンセントがあったのでそこから電源を取ればいいやと思ったのですがふたを開けたらちょっと様子が違う、二口のコンセントだったのですが、電源はここで終わりではなく続けて別に電源が行ってしまっているわけです。
インとアウトが両方使われていたということになります。
そうなると、どっかで一度新しく引いた配線と接合しなければならなくなり且つ、スイッチも付けろと言う事なので黒色の配線を一回戻さなけりゃいけないという展開になる。
電気工事士2種持ってますが偶に配線図をイメージしても「あれ、なんだっけか?」と言うことになり当時の受験テキストをサラサラっと見ると、「あ、そうだった。こっちの線をこうして白線はまとめて、クロの方をワンクッションこっちに入れればスイッチの配線はOKだ。」
と言うようになる。
ホント、たまに電気工事しないと忘れてきますね。でもまだまだ簡単な配線図ならかけるし、作業もできる。
一番きつかったのはVVFの配線をコンセントの位置まで持ってくること。配線を突っ込めばそれで下まで線が行くとは限らない、変なところに線が行ってしまい狭いコンセントの穴から引き込んだ配線が見えない、捕まらない。しかしがないから縁の下に潜って壁と壁のすき間をライト照らしてのぞき込む。でも見えない、携帯を突っ込んで写真を撮り中の状態が分かる。
配線が突っ込んだ先でぐるぐる回っていてストレートに線が落ちてこなかった。
一旦配線を引っこ抜き、細い針金に重りを付けて穴から通し、縁の下まで落とす。針金とVVF配線を繋げて、縁の下から針金を引っ張りVVFを手繰り寄せようやくコンセントの穴から指を突っ込み配線確保、後は先ほど作った配線図の通りに結線して無事終了。
勿論作業中はブレーカーをちゃんと落としてくださいね。
何だかんだで3時間ほどでスポットライトの設置工事が終わりました。
隠ぺい配線はホントに難しいですね。
なんか壁の穴を確認するためのケーブルカメラのようなものが欲しくなりました。
出来栄えはそれなりによくできたと思います。
電気工事して生活の質が高くなるとやっぱり良いもんですね。