先週の日曜日は宅地建物取引主任士の本試験だったそうです。
昨日いろいろなサイトで見てみたのですが、予想合格点が高い高い。
だいたいの予想では35点を越えて36.37点が合格点と言う内容のものでした。
私が受験した20年前はまず35点を取れば無条件合格で、その後36点以上が合格点になったのは数回あったぐらいだと思うので、今年はかなり簡単な試験だったことが予想されます。
と言うことは基本に忠実な試験だったということですね。
因みに私の合格したとしは27点合格の年でした。平成7年。
今年基本的なことをしっかりやっていた人は合格している人が多いはずですし、結果として短期の合格者はたくさんいるのではないかと思われます。
こうなると、あくまで推測ですが、免除合格者のメリットは少ないということに成ります。
つまり、免除しようがしまいがたいした差がなくなるからです。
本来勉強して点を稼がなければならないところを比較的簡単な努力で取れてしまうわけですから、その分確実に点を取らなければならない問題が高得点だと高くなる。
能力・センスのある人が先に受かっていく試験となるわけです。
個人的に不動産は法的知識が無ければ扱ってはいけないものだと私は思います。
海外ではまず有資格者でないと不動産の売買は出来ません。5人に1人いればいいという日本のシステムは正直欧米と比べると甘すぎます。
免除制度に関しても前に触れましたが、私は大反対で受験者の平等に反するものだと思っています。実務をして講習を受ければ点数に下駄を履かせるというのはおかしい。
学生だって能力が有るならどんどん受けさせて受かってもらったほうがいい。
宅建は法律資格の登竜門の意味合いもありますのでみんながフラットの状態で競い合わせるのがいいと思うわけです。