こんにちは、今日から少し思考を変えて、コロナ騒ぎで今後の世の中の流れを資格と言う視点でいろいろと考えてみたいと思います。
あくまで独断と偏見で行きますので、その点はご容赦ください。
第一弾は「士業」と言う観点から。
弁護士
会計士
税理士
不動産鑑定士
弁理士
司法書士
土地家屋調査士
社会保険労務士
中小企業診断士
行政書士
現在コロナウイルスの関係で、士業関係はかなりの影響を受けているそうです。そりゃーそうです、肝心な会社が潰れかけているわけですからね。基本的に皆さん影響を受けていることは間違いありません。そんな中それぞれ分析してみたいと思います。
まず弁護士さんですが、コロナになっても安泰だと思っています。資格の王様ですから、やはり何とかやっていけるのではないかと思います。会社が潰れれば破産手続きがありますし、会社が無くなるにせよ仕事は絶対数あると思います。
会計士さん、税理士さん。これも会社が潰れればクライアントが減るので大打撃でしょう。
しかし一時的には清算活動をしなければなりません。今までのようにがっつり稼ぐというのは難しいかもしれませんが、一時しのぎにはなると思います。また、相続関連で有れば、コロナで死人が出ますからそこら辺を拾えば仕事は困らないかも。
不動産鑑定士さん、不景気になれば不動産は基本動きませんので影響はありますね。ただし、生き残った会社で物件を賃貸で借りているような場合、賃料値下げ交渉が始まると思いますので、その点で交渉材料作成のための鑑定評価が出てくるかもしれません。また、会社や一般の人たちが破産し、不動産を差し押さえられ競売が発生すれば、その土地や建物の鑑定評価と言うのも案件として出てきそうです。
不景気になったとしても仕事は少ないながら、あるかもしれません。
弁理士さんは結構きついかな?不景気のさなか研究開発に多額の費用を投資する会社がどれだけあるのでしょうか?会社が潰れれば特許がらみの仕事はガクッと減るような気がします。
確かにこの時期、医療関係は新薬開発に躍起になっていますけれど、そもそも薬品メーカーはそんなにないから球数としては少ない気がします。
司法書士さん、登記に関する専門家ですが、最近成年後見がらみに力を入れている方が多いですね。登記に関して言うとやはり激減するでしょう。会社は潰れるので商業系の登記は激減、不動産も物件が動かないと登記できません。ただ、これは税理士さんと同じでコロナで死者が増えれば相続登記が出てくるので、そこを拾えれば耐えられるかも。先ほどの不動産鑑定士ではないですが、競売物件が動き出せば不動産登記が復活してくるかもしれません。
成年後見ですが、これはコロナとは関係ない部分なのでこちらをメインにしていれば安定感がありますね。
土地家屋調査士さん、不動産、建築デベロッパーが停止しているのでかなりの影響がありそう。
私としては一番士業の中では影響を受けてしまうのではないかと感じています。景気が回復するまで、結構厳しいかも。
社労士さん、今はバリバリ儲かっていると思います。会社が潰れると顧問先が無くなりますが、今は雇用調整助成金の話も出ているので今ウハウハなんじゃないでしょうか?個人的には一番おいしい思いをしていると思います。また、不当解雇の問題が出て来て、会社と争いになれば、特定社労士が出てこれるのでここでも儲け話があるような気がします。
中小企業診断士さん、中小企業は壊滅的にコロナでやられてしまうので、今色々な相談やらなにやら忙しくしていると思います。しかし、破綻しそうな会社ばかりが相手なので、お金になるのかならないのかと言うところが不安材料大。また中小企業診断士は書類作成の代理権限てないんですよね。だから職務上請求もない。コンサルタントしてお金払える会社はそういなくなると思うので、トータルで考えると、今はいいけどコロナ後は大変かもしれません。
行政書士さん、景気が悪くなると許認可申請する人は少なくなると思います。もちろんコロナの影響受けると思います。人の出入りが無くなったので今はやりの外国人関係も大打撃ですね。建築認可もしかり。しかし、この資格の良いところは、ザックリ、法務省、厚生労働省、特許庁、財務省、裁判所がらみの管轄以外はすべて対応できるので、今だと経済産業省系の補助金、給付金関連の申請ができたり、東京都の協力金申請ができたり、いろいろとやれることが多いこと。つまり、専門性を変更できるということです。風向き次第で仕事の内容をずらすことができるので、変幻自在なところは今の時代に有っているかなと思います。要はやり方次第で柔軟性のある資格と言えるのではないでしょうか。
あくまで勝手な私の推測ですが。。。
いずれにしても、コロナが早く収束してほしいものですね。