先日もと同僚Aさんからメールが入りました。
内容を見てみると私が可愛がっていた後輩Bがアトピー性皮膚炎で体調不良になり休みがちに成っているとのことでした。
もともと後輩は重度のアトピーで肌は鮫肌で、申し訳ないのですが最初に見せてもらったとき
「ギョエ!!」と引いてしまったぐらい酷かった。
自分も軽度のアトピーがあるので、アトピーぐらいで?病気とかそういうものでもないだろーくらいの思いがありましたが、調べてみると重度の場合は熱が出たり、常に体が常に体がかゆくて仕方なかったりなど思っていた以上に大変だということが判りました。
彼はそういうこともあり当時も偶に有給を使って休んだりしては居ましたが、体の具合がいいときは誰よりも率先して体力仕事をしていた子でした。
基本的にとても直で優しい子です。
そんな彼が先日同僚Aに今月末で退社する旨の連絡をしたらしく、そのことを私に連絡してきたという流れです。
責任感が強い子だけに自分が休むことによって回りに迷惑が掛かると思ったのでしょう。
私は、「ちょっと待て」とメールを送りました。
会社勤めであれば「病気治療による休職」が届け出られるかもしれません。
退職はいつでもできるわけですし、彼もなりたくてなった病気ではない。
出来る限りのことはしてみる価値はあります。
確かにアトピーは完治することは出来ないのでいつまで休めるのか?と言うことにはなるかもしれませんが、いくらかでもしっかり治療すれば体調が回復し今までのように働けるようにもなります。
仮に休職が受理されれば会社から給与は発生しませんが健康保険で6割分くらいの給与保障が出たと思います。それをもらってからでもいいじゃないですか。
そのお金でしっかり体を整えるほうが安心して治療に専念できると思います。
自分も今怪我の治療をしていますが、いろいろと考えることがあります。
仕事をしながらだと、忙しくて病院に通うことがとても難しい。
ちょっとした大きな病院だと5時6時でしまってしまうため普通に働いていたら午後5時勤務終了でも到底通院することは出来ません。
結局有休なりを使うかしないと、通院して直すこと自体できないのです。
怪我病気はほったらかしにしたらより悪くなるのが一般的。
若いころの病気怪我はまだ動けますが、歳を取ってからの病気怪我だと動けません。
治すべきときに治さなければ後々もっと大きなリスクを負う可能性も否定できません。
体が資本であることは人間生きている限り変わらないのです。
日本の労働環境はそういう部分でもっと変わらないといけませんね。働き方改革とかいろんな適当なことわいっていますが、もっと根本的な部分を変えてもらいたいなと感じます。