今日は5月から延期された東京の一大祭り三社祭でした。
うちは昔から浅草と繋がりがありまして、当の本人も本社のみこしを何度も担いでいた経験もあり、浅草のお祭りには必ず行っています。
もう担ぐことは無くなりましたけれど、やはりお正月とお祭りには必ず浅草に赴きお参りすることが定例行事です。
で、今回はコロナウイルスの為今日までずれ込んだわけですが、浅草に行くと人はまばらで私の感覚ではいつもの2割から3割といったところでしょうか?
ちょっと人は戻ってきたかなと言う雰因気はありましたが、5月の通常のお祭りと比べたら月と鼈です。これじゃー商店街の方々は大変ですね。
浅草寺を参拝して浅草神社に入ると何と鳥居の前で検問がありました。
ゲートからは水蒸気が出ていてその中を通ります。
多分、消毒液入りのスチームのようで衣類の殺菌をするのでしょうか?
更に警備員が立っていて検温チェック、手の消毒、これをしないと鳥居の中にすら入れません。
かなり厳重。
そして列に並んで参拝です。
今年は3つある本社神輿のうち1の宮しか出ません。しかも、担ぎ手が手に取って町を回るのではなく、トラックに載せて町内を回ると言う形式。
当然1000年以上続くこの祭り史上こんなことは初めてです。
しかも、毎年町内を回るおみこしにはルートがあるのですが、今年はルートを発表すると人が集まってしまうと言う事でルートは公表せず。
しかし、それではみなさん残念だろうと言う事で、出発の際にはその場面youtubeでライブ放送されました。それを見ていた私、街並みを見れば大体どこだかわかってしまう。
あ、あそこら辺かなと神社を後にして歩いていくと、居ましたいました。
とある公園でおみこしをトラックに乗せ換える作業をしています。
流石にここまでくると、地元の人たちは集まってきますね。
そして出発、いつもだと一本締めで始まりますが今年は何もない。
なんとも寂しい。
まーでも、神輿が外に出て来て方法を拝めるだけでもありがたいことです。
疫病沈静祈願と書かれた短冊が印象的でした。
やっぱり三社祭は5月だよなぁ、10月はちと寒い、町中に響き渡るお囃子の音、威勢のいい担ぎ手の声、大歓声の拍手と木遣りの歌、江戸の祭りはこうでないとね。
来年の5月は、いつもの三社に戻るのだろうか?
早く元の世界に戻ってほしい。