今日は、資格なり技術を学ぼうと思ったときにまず最初に考えるであろう勉強方法の話をいたしたいと思います。
誰もが始めてのことを学ぼうと思ったらまず、「どうやって学ぼう?」とするでしょうか?
本なりテキストなり参考書と成るものを読むことがまず最初だと思いますが、
本を読んだだけでわかることもあればそれだけではわからない事だってたくさんあります。
技術的なことであれば、本だけ見たところで1~10までわかることはほぼ不可能でしょう。
たとえばものづくりの技術なんかは最近DVDやネット関連で動画を見れば
ある程度見よう見まねで判る事だってありますが、
実際に誰かが手を取って教えてくれるものではありません。
すると自ずと独学と言う形式を取るか、学校へ通うという二つに絞られると思います。
また、普段の仕事の中で仕事を教えてくれる方がいらして、
其の方にいろいろと相談なりできる環境も人によってはいるかもしれません、
今回はそういうケースに関しては独学と言うジャンルでくくりたいと思います。
独学は単純明快です。
自分が必要となる教材等をひたすら集めてそれを自分のペースで処理し其の中で力が付いてきたと思ったときに試験を受けて合格すればいいのです。
一番のメリットは好きなときに勉強でき、勉強のためのコストも最低限ですむ。
と言うことになります。
デメリットとしては、意志が弱い方だとだらけてしまい試験合格に向けてのペース配分等がずれてしまうこと、勉強していく中で壁にぶち当たったときに直接教えてくれる方や、先生となる方が居ないためわからないままになってしまうこと、最悪の場合は自分なりの勝手な処理が結果的に違った解釈となり間違えのまま覚えてしまうことなどが上げられます。
また、時に資格受験のためのノウハウがありませんのでたとえば出題率の低い部分を重点的に勉強するなど結果として時間的なロスを引き起こしやすい傾向もあるでしょう。
一方、資格学校等に通うというのは一番オーソドックスです。
何か学びたいことがあれば一般的には学校に通うという選択をしますよね。
学校に通うメリットは通学であれば授業の日があり、其の日に行って先生の授業を受ける。
わからないことがあれば直接聞ける。
日程は既に学校が作成していてカリキュラムのものに実行していけば試験合格までの無理のない
スケジューリングが固定されます。
したがって、その流れに沿っていけばそれなりの知識が定着して行き、合格する。
とてもわかりやすいです。
最近はDVDやネット配信の講義形態のものがあり、通勤時間の合間に社内で勉強できることも
できるようになりました。定期的に教材なり配信が送られてくるため、学校に通学しなくても
カリキュラム通りに処理していけば通学と同じ効果が出てきます。
逆に一番のデメリットはやはり金銭的なものになります。
学校に通う以上学費がかさみます。また仕事しながらと言う場合、決まった日時に通わなければ
ならず、残業なり出張があると講義に出ることができなくなります。
したがって、今自分の置かれている立場や環境を踏まえてどういった勉強スタイルをするのが一番自分にあっているかと言うことを選択しなければなりません。
これは私の考えですが、学校はいわゆる資格のプロですからどうしても自分が欲しい資格と言うのであれば学校に通うのが一番の合格への近道だと思っています。したがって、金銭的、時間的な余裕があるのならば、直に学校に通ったほうがいいと思います。
通学・通信に関しては、ケースバイケースで、普段の仕事が忙しいという方は通信、自分は定時で帰れる。と言うのであれば通学がいいのかなと思います。
個人的には通学のほうが私は好きです。
クラスに仲間ができたり、勉強していてわからないことは直接先生に質問ができるからです。
それは合格に向けてのポテンシャルに成ります。
では、独学がいけないのか?
と言う話になってしまいますが、そうともいえません。
世の中には、特に学校に行かずとも市販の本を買って読み込んで、過去問を解いてだけで
受かる資格はたくさんあります。
資格の難易度と言う概念でくくれば、高いものから低いものまでたくさんあるわけで、
低いもの、自分は其の試験があまり難しいと思わない、得意分野だ。と言うものに関して
わざわざ学校に通い基礎からお金を払って学ぶ必要はないと思います。
むしろそれはお金の無駄です。
現に私は、独学でいろいろな資格を取ってきました。
したがって、適度に学校を利用しつつ、金銭的にも時間的にも効率よく受かるということをもっとうにしています。