今日も、昨日に続きまして技能講習系の話題をお話したいと思います。
今回は、防火防災管理者についてです。
この資格はといいますが技能講習ですが、やはりこれも消防署が企画している技能講習になります。
講義を受けて、修了認定を受けると防火・防災管理者として認定されます。
基本、講習会に行って、ちゃんと授業を聞いていれば認定証がもらえるとても簡単なものです。
なので試験と言うものではないと思います。
この技能講習は簡単に言いますと「人がたくさん集まる建物の防災上の管理を行う」と言うものです。会社や工場などですと、よく総務の人間なり工場責任者が管理者として登録されています。
私のいた会社では工場の扉付近に名前が飾ってありました。
皆さんももしかしたら見かけたことがあるかもしれません。
最近は都心部の雑居ビルのビル火災などで多くの尊い命がなくなられてニュースになるケースが
多いため、それにあわせて消防法上の規制も強くなっています。
したがって、防災に関するニーズと言うのもまた必要枠として存在しているものと思われます。
ただし、まずこの技能講習で管理者となったからと言って手当て等が出ることはありません。
むしろ、管理者として名前だけ登録して責任だけ増えるって言うのが多いかなぁと思います。
もともと会社の責任者なり役職者と言うなら別ですが。。。
なので、私の会社でも資格を持っているけれど会社に言わない人も多々居ました。そういう意味で、微妙な資格といえます。
もちろん警備系の仕事に付く場合は持っていてもいいと思います。
(会社負担で行かされることが多いので、そのぶん先に持っていれば会社としてはコスト削減できるわけですからね。)
ただ、これもそうですが、講習会に行くとモニターの火をめがけて消火器で火を消化する「バーチャル消化体験」などできたりします。
私も初めて消火器を実際に使ってみることができ、とても面白かったです。
安全ピンの外し方など操作方法を一度体験しているのとしていないのとでは、ホントに火災が発生したときの対応が異なります。
興味のある方は受講されてもいいのではないでしょうか?