今回は電気工事士2種をとったら1種へと言うことで電気工事士1種試験についてご紹介いたしたいと思います。
まず、電気工事士の1種ですが、この試験は受かったところですぐに1種の資格がもらえません。なぜなら実務経験が必要だからです。
なので正直な話、誰でも受けられる試験なのではありますが、物には順序で2種をとり電気業界でずっと生きていく。と言うような人は後々必要になるかもしれませんが、家庭用の電気関連で澄む人であればわざわざ取る必要はないと思います。
しかしながら、私の場合はちょっとちがくて、会社が製造業だったため工事用にいろいろな機械が存在していました。そのため、会社の中に変電所があり、その管理は総務が担当していたのです。
とは言うものの、総務の仕事はメンテナンス会社と連絡して定期的に担当の人(電検3種所持者)の方がチェックしてという感じで実際に何をするでもなかった。
そういう意味で、そもそも私の好奇心から高圧電気って何だろう?みたいなところから始めただけのものです。
また、電気工事士2種の学科を受ける前に、東京キャリアアップセミナーの講座を通っていたんですが、担当の先生に「もし学科試験で80点を越えたら、そのまま1種も受験しなさい。」と指導を受けていました。「2種で80点取れるレベルがあれば1種の学科もスムーズに受かるだろう。実技に関しても2種の延長だから難しくはない。どうせ始めた電気の勉強なんだから、無駄にすることなく一気に1種まで行ってしまいなさい。」といわれていました。
そして、結果的には二種の学科は80点を超えていたため1種の受験申込書を書いて出しました。
因みに、東京都キャリアアップセミナーの1種の学科試験対策講義とと二種の技能講習の講義は時期がかぶってしまうため、私は当然のことながら2種の技能講習を優先させたことは言うまでもありません。これはあくまで2種が優先と言うことです。
そして、前期の2種の実技試験が終わった後から独学で1種の勉強を始めます。
使った教材は2種同様すいっとシリーズの問題と過去問です。
キーポイントは2種になくて1種にあるもの。当然のことながら高圧関係のところと制御回路の部分を何度も繰り返すことです。ここが1種のキモの部分です。
この教材のいいところは付録で黒板様の消せるマーカーを使って何度も何度も繰り返し図を書き込んでは消しと言うような勉強ができるためとても効果的に記憶することができます。
これは、後に受ける1種の実技講習の先生に言われたことですが、一般的に1種ないし1級と言うのは2種または2級よりも難しいはずだが、電気工事士の場合は1種よりも2種のほうが難しいといいます。
学科に関して言うとスタート時点の二種の試験対策情報量と一種の受験対策情報量は2種の方が多いというのです。つまり、時間や情報量を考えると1種のほうが少ないから楽と言うことなんでしょうね。
私も結果的には、1種の学科は76点ほど取れてしまい難なく学科を通過しました。
そして、今回も1種の実技講習を申し込み見事当選して1ヶ月ちょっと毎週土曜日に講習に通いました。実技としては殆ど2種と同じです。一番違うのは、配線のケーブルが少し特殊なものになって太いものになったりして今までと取り扱いが変わったことです。
2種ではまず使わなかった電工ナイフを使うなど作業に時間が掛かります。
これが一番の問題で、1種は2種よりも試験時間が長くなり回線も複雑になります。
複線図を描くのも重要ですが、作業を効率よく進めて時間内にミスなく完成させることが一番のポイントになるのです。
実技試験の使用教材は
オーム社さんの第一種電気工事士技能試験高費用問題の解答解説
を使用しました。
また工具に関しては2種受験時に使用していたものをそのまま使用。
さらに配線の皮むきの時間短縮のために工具を一つ購入しました。
其の工具と言うのが
ホーザン(HOZAN) ワイヤーストリッパ- 第一種電気工事士試験対応
P-90-C
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です。これはできる限り買って欲しいです。
私はこれでかなりの皮むき作業から開放されました。
後は練習のための配線等のセットを秋葉原の九州電気にて購入し練習あるのみです。
勉強方法については今までと変わらず時間を計りながらひたすら言って行くというのがオーソドックスな
ものがいいと思います。