今日は最後に科目別の重要部分についてお話したいと思います。
まず、前にもお話しましたが合格までの目明日は、民法50%、宅建行法80%、法令上の制限80%
これで合計35点を目指します。
民法は特に不動産業をイメージした部分を集中して勉強しましょう。
不動産の売買、売買の内容、相手が未成年・行為無能力者だったとか、詐欺に有って売ってしまった、強迫されて売ってしまったなどなど、イメージしながら実務でもありえることがらが試験に出てきます。まず実例をイメージして、それに対する保護をどうするか?と言う結論を覚えていきましょう。
さらに、不動産を買うときに借金して買うため担保を設定します。抵当権ですね。根抵当権はまず出ませんから、抵当権てどんなシステムなんだろうと理解しましょう。
お金を貸し借りしたら保証人を設定しますね、夫婦で建物や土地を買ったら共有です。夫婦共働きだったら二人で一緒に返済します。債権債務関係。
賃貸だったらどうでしょう、借りている家が壊れた。誰がお金を払って修理する?
大家からいきなり出て行けといわれた。さてどうする?
などなど。
今度は民法のみならず借地借家法が出てきたりします。
さらに身分法です。家族が居れば相続が発生しますね。ここの部分は暗記部分でもあるのでしっかり勉強して得点源にしましょう。
宅建業法
ここは仕事をする上での根幹です。願わくば全部出来てしかるべき。
暗記すればいいだけなのでとにかく図やごろあわせで覚えれば確実に点は伸びます。
ここで点を取れないようでは話になりませんのでとにかくテキストを読み込み過去問
を何回も解いてください。
法令上の制限
基本的に原則暗記とそれに基づいた計算です。
建ぺい率・容積率など。
勉強の仕方は宅建業法ににていますが、計算が絡んだときは焦らずに。
また、イレギュラーな知らない問題が出てきますので、そこは場合によっては捨て問とあきらめましょう。細かい統計などの対策をするくらいなら民法の勉強についやして民法で1点でも多く取ることをお勧めします。
また、税法に関してアレルギー反応を起こす人が居ますが、覚えてしまうと得点源になります。
当の私も最初はそうでしたが、直前期に8点アップなどの講座を受け短期集中してここの部分を
勉強すると成績が伸びます。税法の改正等は毎年あるので時期的に勉強するのは後回しになります。したがって、試験前にしっかり勉強する時間をここで確保する準備をあらかじめしておくといいと思います。長期譲渡所得や買い替え特例などの適用等どういう時に使えてどういうときに使えないか?などシステマチックに理解できるようになればそれで1点確実に取れます。
暗記した知識の組み合わせそんな感覚です。
因みにですが、FPの資格を取る場合、宅建で勉強する民法の身分法や法令上の制限、税法はかなりリンクしているところがあります。ここでしっかり勉強しておくとFP2級レベルなら何もしなくても対応できるレベルになりますのでFP資格を意識している人は確実にここで抑えておきましょう。