今日は行政書士試験の合格後の案内について。
最近、行政書士試験に合格された人向けのガイダンスとか案内がとても多い。
横溝先生のブログには今年合格された方のコメントや勉強方法について書かれているけれど、何気に2回3回と複数回の受験をされている人がかなりいることに気がついた。
皆さん仕事やいろいろな事情でやられているから受験回数なんて問題ないのだけれど、まず回数を重ねるということはホントにそれ自体で大変なことであり、精神的にタフだなぁと感じる。
自分は今年一回で合格できたけれど、落ちてたらどうしていたかな?とふと思ってしまう。
結果的には又今年も明けると思っただろうけど、再スタートは絶対に遅れていたと思う。
一番怖いのは、結局合格したからいいけれど、試験後、「たぶん何とか受かっているだろう」
と勝手に推測したこと。
このパターンで落ちていたら、かなりやばいことになっていたと思う。
昨日、辰巳のセミナー動画を見ていたら今年の書式は甘い採点だった。と言っていたけれど、私は予想添削採点で12点も減らされているのに、なんで甘いんだ?と耳を疑った。
レックの書式採点で合格予想が外れ、私のように大量減点された人はそのショックは計り知れない。
まずあえて言いたいのは、
「択一で170点は取れていないと記述は絶対に安心できない。落ちたと思っておけ。」と言うことです。
次に、合格者の今後の方向性、働いている人はだいたい次の資格を目指している人が多いなと感じる。司法書士、中小企業診断士、社労士、ここら辺は定番ですね。
中には、司法試験を目指す人も居るようだ。
ただ自分は行政書士としてやりたい仕事があり、其れがしたくて行政書士の勉強を始めたので、基本的に他の資格に走るのはまだまだ先の話し。もちろん、社労士なんかも興味はあるけど、お客さんが1人も居ないのに行政書士から派生する仕事を今から勉強して完全な体制に持っていくというのもどうなのかなと感じてしまう。
結局やりたいことが先延ばしになるだけ。
宝くじで1億円当てたいのは解るが、その前に宝くじを買うお金がないのだよ。
もちろん、窓口は1つよりも2つの方がいいには決まっているが。。。
そういう悩みもいろいろと合格者の方々はみんな思っているんだろうなと思う。
合格するまではひたすら勉強し一つの門を通過すればそれでいい。
しかし、門を通過するとその先は先の見えない広大な海が広がっていて、さーどうする?
見たいなかんじになる。
まさにドラクエの世界で、手持ちのお金で武器や防具、薬草を買い、船に乗って海に出る。
中には、ヒノキの棒、素手でいきなり海に出る人も居れば、初めから素手なんだけど
実力のある格闘家がいたり、お金持ちでベホイミーが使える僧侶や、人脈が豊かでベギラマ使える魔法使いまで居たりする。
自分は格闘かでもなければ、僧侶でもなくましてや魔法使いでもない。
流石に素手はまずいからヒノキの棒と薬草ぐらいは買っとくか?
そんなバカみたいなことを考えているとちょっとは現実が面白く見えてくる。