今日は、行政書士試験の勉強をしていてふと感じたことをお話したいと思います。
題して、資格予備校が行っている公開模試等の成績結果と実際の試験の結果はどうなのか?
と言うことに関して、独断と偏見でお話したいと思います。
私は基本的に独学路線なのであまり予備校の講座等にお金を出しませんが、比較的大きな資格の場合だけ公開模試等は受けるようにしています。
昔宅建講座をLECで受けていたときに担当の講師にこんなことを聞いてみました。
「先生、実際に公開模試をうけて合格できるレベルってやっぱり合格推定出た人だけですか?」
すると先生は
「そうでもないよ、宅建は受験者が多くてまともにこういった学校で勉強した上で試験に望む人は実際の全体数からすると少ないんだ。だから、レック等の公開模試自体を受ける人は既にそれなりの勉強をしている人だから質がぜんぜん違う。実質的にはこの公開模試受験生の半分位に居れば合格のチャンスは非常に高い。」
そんなことを言っていました。
当時はまたインターネットが普及していない時代でしたけれど、宅建を合格したときは何気にみんな回りの人は受かっていたのでそんなもんなんだなと思いました、
そして今回は行政書士試験を受けたわけですが、私の受けたレックと伊藤塾の公開模試にはそれぞれ最大で2000人ぐらいの受講生が参加していました。
伊藤塾 2回目 総合140位
1回目 878位
今年の合格者は約5000人
私の勝手な推測では各社公開模試を受けずに素面で受けて素面で合格した人は1000人から2000人はいると思っています。前にお話した、司法試験予備試験組やロースクールの学生とその卒業生、公務員試験組、司法書士受験生、彼らは何も準備しなくても十二分行政書士試験に合格できる力がありますからまず公開模試なんて受けないでしょう。
すると合格者は差引き3000人
これを、レック、伊藤塾、TAC、ユーキャン、大原、フォーサイト、辰巳、その他
の勢力で割ったとする、仮に母体数を7校位と仮定すると一校当たりの受験枠は400~500って
ことになりますよね。
すると、まんざらでもなく、予備校の公開模試の合格推定って当たってるんですよね、講師の言っていたことは嘘じゃないんです。
まず、公開模試で真ん中ぐらいの位置にいることが最重要で、そこから30%ぐらいに入ると
合格の可能性がググッと上がる。
そんなイメージになります。
私の成績を見ても判ると思います。
勉強をしているといろいろと不安になることが多々ありますが、自分の立ち居地がわかるとだいぶ気持ち的に違ってきます。一番いけないのは模擬試験の結果、で一喜一憂して動揺することです。ペースメーカーであることは忘れてはいけませんね。
悪ければ悪かったで、本試験じゃなくて良かった。
良ければ良かったで、気を引き締めてこのまま進む。
ただそれだけなんです。
焦ったら負け。本試験の結果が全てですから、勝負は下駄を履くまでわかりません。