では今回は法令科目の最後、商法の勉強方法についてお話したいと思います。
個人的に商法は結構難しく条文数も多いので受験生泣かせです。
また、そうは言っても全く手を出さないわけには行かずある程度のメリハリとある程度の山張りも
必要だと思います。
でないと時間が足りないのです。
基本的に行政法と民法を完璧に仕上げないと合格の可能性が無くなりますので商法の勉強は後回しになります。
まず大きく分けて商行為と会社法の二つに分けますが、商行為は条文数が少ないにもかかわらず確実に1問は出てきますし比較的基本的な問題が出るので確実に取りたい部分です。
条文をしっかり潰し、過去問、答案練習の問題を繰り返すことで対応できます。
そして問題の会社法ですが、今までに出てきた条文は確実に潰すこと、会社によって異なる役員体系を確実に覚えることは最低限やらなければなりません。
ここで特に都内の受験生にお勧めな講座があります。講座と言っても無料ガイダンスなのですが、直前期になるとレックの渋谷校と池袋校で司法書士の講師の先生が商法対策の特別講義を無料でやってくれます。Youtubeにもアップされていますが、この講義がとてもいいのです。
私は昨年の直前期、いずれの講義も受けてきました。二人とも女性の講師の先生でしたが、無料のガイダンス講義でしたが配布されているレジュメの質は大変良く、その内容も良かったです。
結果的にはこの二つの講義に出たところが試験に2問出てきたので私的には超ラッキーでした。
今年の試験も直前期に同じようなイベントがありましたら通える人は通って受講されるといいと思います。
商法は絶対に捨ててはいけません。
みんなが取れる問題は確実に取ることはやはり必要なのです。
直前期のペース配分を間違いないように効率よく商法を勉強してください。