昨日行政書士試験を受験された皆様、大変お疲れさまでした。
試験が終わりまた新しい一日が始まりました。
各社、解答速報が出ているようですね。
私は問題を見たわけではないのでわかりませんが、全体的に難化したとの情報が入っています。
でもこれは、当初から予測されていたことだったと思います。
その理由は、前年、前々年度の合格率が高かったこと。
軽く12%、15%と10%を超えました。
さらに昨年は1問没問題がありました。
あと、これは実務的な話になりますが、行政書士の新規登録者が最近かなり増加しているらしいのです。
このページはサラリーマンのセカンドキャリアを主題にいろいろな資格とか第二の人生のようなものをお話ししているわけですが、やはり世の中はとても動いていて。過去に試験に合格して登録に興味を持っていなかった方々度が、定年退職期に、今まで主婦をしていたかたがたなどが、資格を活かし登録し独立開業しているという傾向が多々見受けられます。
とうぜん、この世界は人が多すぎてもダメなわけで需要と供給のバランスを業界として考えなければなりません。
人が増えれば淘汰するのは当たり前、180点合格と言う規定がある以上、人数を減らすには問題を難しくするのが当然の結果です。私が聞いたいた話では、年間3000人ぐらいが新旧入れ替えに必要な最低人数だと言われていましたが。今まで興味を持っていなかった過去の合格者が登録し始めるとすれば、昨年のように5000人近く合格させるというのはちょっと難しいのかな。と感じています。
また、今年は民法最終年と言うこともあり、過去司法試験や司法書士試験を受験していたような方々、法律を齧ったことのある方々が今回受験しに来ることは当然に予想され、それが受験申込者増にもつながったと考えられます。
(逆に来年度はガクッと減りそうな気もします。)
ホントに、その中で今年は特に激戦だった。という事ではないでしょうか。
そして、その試験を受けた皆さん、まだ答え合わせをしていない方がいたらとりあえず答え合わせをしてみてください。どんな結果で有れ、きちんと答え合わせをして試験終了です。
良くても悪くても、昨日の自分のピークの状態でどれだけできたのか、できなかったのかを受けと止めることはとにかく大事。合格が想定される人は素直に喜んでください。ダメそうな方、どうしてダメだったのか次回の勉強の仕方、足りなかったものをきちんと認識してください。
記述次第の方、私もそうでしたが、だめだった時のことを考えて早めに行動してください。
因みに、予備校の無料採点の結果は特に記述式の点数は当てになりません。
私はトータル200点超えてましたが、結果的には確か186点だったと記憶しています。
14点も記述の点数が下がりましたので、そのくらい誤差が出るということです。
ぬか喜びになったときはホントにショックが大きいですし、そんな人をよく話に聞きます。
試験の発表は来年2月くらいですから、かなり間が空きます。
しかも発表を受けて落ちたショックを受けると後を引きます。
昨日の夜。昨日受験した友人から連絡をもらいました。模試で180点前後、調子の良い時は200点越え、そんな知人は昨日の自己採点時点で択一162点、書式はだいたい60点の半分は十分とれていそう。とのことでした。
模擬試験の結果はそのまま普通に本試験に反映された模様です。
と言うことで大丈夫そうとの連絡をもらいました。
模試の内容が当たる当たらないは別として、合格レベルを図るには、やはり答練でそれなりの点を取っていることが合格の目明日であることは変わりありません。ある程度まで行けば、どんな問題が出たとしてもそれなりに対応できてしまう。と言うことですね。
逆にこの対応力みたいなその場で判断する力が、必要なのだと感じます。