今日は、ビルメン4点セットのお話が一応全てでましたので、+アルファーのビルメン資格と言うことで消防設備士系の資格をご説明したいと思います。
ビルメンと言うとやはり、設備管理なわけですが、私的には大きく、警備系・設備系・防災系と言う感じで細分化されていると思われます。
たとえば、大きなショッピングモール系ですと必ず警備員の方が居られますし、どこかにコントロールセンターがあって、防災センターがあったり、防災系の専門の人や設備系専門の方々が居たりする事があると思います。
大きな場所ならスプリンクラーを初めとする消防設備がありますし、小さなところでも火災報知機や消火器ぐらいは消防法で置かなくてはならないことになっています。
と言うことで、私はビルメン4点セットが取れた後、消防設備士の乙6類(消火器)の資格を取りました。消火器の管理点検資格と言う感じです。
ま、流れ的にはビルメンの資格を拡張していくという視点から取りに行ったわけですが、消防系資格と言うのはまた面白くていわゆる「ドミノ式に取れやすくなる。」という特殊性があります。
と言うのは、前にお話した「危険物乙4」ですが、こちらの資格も危険物の種類によって1から6まで種類があるわけですが、1つ何か資格を取っておくと、たとえば4を取ってから5を受ける。
といった場合、試験の科目免除がもらえる。(使う使わないは別として)
と言う確率変動のようなものが起こるのです。
消防設備士も同様に一つ何か資格を取っておくと次に受けるときの助けになることが多々あります。さらにもっと言うと、消防設備士と電気工事士はとてもリンクしていて、消防設備って今の時代電気がないと動かないのです。
火災報知機にしろスプリンクラーにしろ、動かすためのエネルギーは電気なのですからやはり関連する部分があるわけで、試験の科目免除が派生したり、甲種の受験資格に電気工事士であること。が、あるなど受験要件となることがあります。
とりあえず、何か取っておいて寝かせておき、必要になったときに連鎖式確率変動を使って一気に取っていくというのも有りだと私は思ってこの試験に臨みました。
また、一般家庭でも消火器ってありますし、近所で火事があったときにも消火器の知識があれば世間のお役に立てるかなと。。。
ではまず、使った教材ですが
わかりやすい!第6類消防設備士試験
をつかいました。テキストのみです。
問題集は買いませんでした。
(でも、正直なところ、どこでもいいので買っておいたほうがいいと思います。)
参考までに本試験によく出る第6類消防設備士試験は悪くないと思います。
過去問はネット上で落ちているものを適当に処理。
試験の合格率は大体40パーセントほどといわれています。
得点等は教えてもらえないため何点で受かったかはわかりません。
(たぶんギリギリだと思います。)
40パーだから、そんなに難しくないだろうと思ってテキストメインでやっていましたが、
試験受けた後の感想としては、知らないところが多々出ていたため「落ちたかな?」
と思ってました。
(「知らない」というのは過去の問題には出題実績があったのに、やっていなかったから知らなかった。と言うだけのことです。
過去問をちゃんとやっていれば難しくは無かったのかもしれません。)
結果的には合格しましたが、「過去問は買ったほうがいいです。」と言ったのはそういう経験上の原因です。
とは言え。一応準備期間は1ヶ月半ほどで受かりました。
勉強方法はいつもの通り、テキストを読み問題を解くの繰り返しです。
各部分に足切りラインが有るのもこの試験の特徴です。
したがって、全範囲を満遍なく勉強し得点しなければなりません。
また、学科と実技があるのですが、やはり実技のほうが難しいです。
記述問題があるため解答文を書く力、と言うか対応力が必要になってきます。
今までの試験は殆ど答えをマークしていくだけだったので、こういう形式の問題にはちょっと違和感を感じたのと正確に書かなくてはならないため記述の部分は念入りにやっていました。
つまり正確な知識が必要と言うことです。
後、自分は漢字が苦手なもので漢字の間違えは当然減点の対象、ないしはバツになることも
考えられるので要注意です。
漢字の練習なんて何十年ぶりでしょうか。子供のときを思い出しながら練習してました。でも、
パソコンが普及しているため、漢字ってかけなくなるものですね。