年を取ってからも働くためのサラリーマン資格取得セカンドキャリア
総務・人事の人間が働きながら取った資格、 年を取ってから役に立ちそうな資格、 転職で使えそうな資格、転職活動するもなかなか採用されない時役に立ちそうな資格、 など、今まで取得したもののご紹介とその取得方法、 文系出身でも、技術系ビルメン4点セットを1年で取る方法、その他設備系資格、文系定番資格、学費の安い東京都キャリアアップ講習、得する補助金教育訓練給付金、旅行を初めとする趣味のお話などコーヒーブレイクなどを挟みながら独断と偏見でご紹介していきたいと思います。
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今日はビルメン資格の最重要資格2種電気工事士試験についてお話したいと思います。
この資格は、よく言われていますが潰しの利く資格だと思います。
なぜなら日々の生活の中でみなさん電気を使わないことってまずないですよね?
でも、みなさん毎日電気を使っているにもかかわらず、
そもそも電気って何?って聞くと判っていないんです。
自宅の中でも何か電化製品なり照明なりが付かなくなって、どうしよう?と
思ったことはありませんか?
電気屋さんを呼んで、見てもらったら、大したことではなくて
こんなんだったら自分でできたのに?
なんて思ったことはないでしょうか?
これはビル管理の仕事にかかわらず、電気メーカーのサービススタッフや
製造業のメンテナンス部などなどその求人案件はたくさんあります。
また私のように自宅が古いと家のあちこちでトラブルが出てきますが、
資格さえ持っていれば自宅のちょっとした電気設備を直したり新たに
設置したりそんなこともできてしまいます。
日曜大工の好きな方にもお勧めの超優良資格であると私は自負します。
資格の概要
1.年二回前期と後期行われる資格で、昨年まではどちらか年1回のみの
受験しかできなかったが、来年度からいずれも受講ですることが可能。
年2回受験できることになったのは短期取得を考えるとかなり受験生
にとってはメリットがある。
2.誰でも受講することができる。
実際に中学生でも合格している。(つまり、誰で受かる資格である。)
3.学科試験と実技試験の2段階の試験。
学科は6割で合格
実技試験 課題の配線を試験場で時間内に作る。
欠陥があると即不合格(今回の改正で欠陥のレベルが統一化された。
したがって、年間受験回数の増加と採点方法の改正で、
今後は実技試験の製作レベルは上がり難化すると思われる。)
受験対策
文系出身素人(ブログ管理人の場合)
日曜大工大好き手先はそこそこ器用な人間。でも、電気のことなんで全くわからない。
電気工事士の学校ってないかな???
⇒授業料高そう。。。
ある講座発見!!
その名も「東京都キャリアアップ講習」
東京都の中小企業に勤めている方、または東京都内在住の方、超ラッキーです。
東京都の補助金の元、超格安価格でいろんな講座を受講することができます。
簡単に説明すると、職業専門学校ってありますよね。
基本職業訓練学校は、失業者の方々たちが実技等専門知識を学ぶために昼間
通う学校なのですが、土日や平日の夜は施設が空くのです。
その空いた時間を利用して、労働者向けのいわゆる専門学校が開催されているのです。
流石、東京都だけあり他の道府県と比べて格段に補助金額が違います。
こんな制度は殆ど他県にはありません。
もしあなたが東京在住または都内の会社にお勤めであればこの制度を利用することが
可能です。
特にお勧めなのは設備系の資格です。
設備系資格の場合、電気工事士の場合もそうですが必ず実技試験対策の場合、
現場の職人さんが講師として立たれていることがあります。
職人のテクニックのようなものも伝授され、とてもわかりやすく、
中には本試験の採点委員をやられた方もいらっしゃるので、自分が練習で
作った配線のチェックなどもしてもらえとても充実しています。
受講料は学科でたった2400円(教材テキスト代別)
実技で 6500円(配線代と機材のレンタル代含む)工具・テキストは各自調達
ただし!!
ここで注意しなければならないのは、この破格の安さと内容の充実さゆえに超人気
講座であり、いつも抽選になってしまうということです。
また、申込期間が決まっており、あらかじめ申し込みをすることがとても大切。
ちなみに私は今まで何回かこちらの企画する講座に多数参加しておりますが、すべて
抽選に当選しています。
個人的にはちょっとしたテクニックがあると思っていますので、その部分についても
お話したいと思います。
申し込み抽選当選までのテクニック(あくまで私見ですが。。。)
大前提として、東京都は都内中小企業の労働者のキャリアアップ
を目的として行われている事業のため、
受講生には本気で勉強し本気で資格を取得してキャリアアップしてもらいたい
というのが大前提。
したがって、欠席が多そうな人ややる気のない人には当選させたくない。
大事な都民の税金を無駄遣いするようなことはしたくないわけです。
1,申し込みは毎月1日から10日まで
インターネットと郵送があるが個人的にはインターネットで
1日当日から遅くても3日までに申し込むべき。
⇒一つの熱意を表す。
2.申し込み書類欄に記載できるところはきっちり記入する。
仕事との関連性なども記載できると良い。
⇒資格がすぐに会社で活かされる。
⇒業務上の必要性がある。
3.修了書を持っている人は必ずその旨記載する。
⇒欠席しない人だということのアピール
こちらのキャリアアップセミナーは、どんな講座でも全講義の8割
を出席すると修了書というものがもらえます。
その修了書自体は資格でも何でもありませんが、これが今後、
同じような講習を受講する上で大きな意味を持つ様に思います。
つまり、修了書がある、ということはきっちり授業に参加していた。
という証になりますので、審査面で大きなメリットになると思われます。
逆にせっかく受講申し込みして当選したのに、授業に欠席、遅刻ばかりしていると
仮に次に申し込んだときはじかれてしまう事があります。
そもそも電気工事士の講座は人気が高く常に抽選になるため、やる気のない人、
いい加減な人は入れたくないのです。貴重な議席はホントに必要で取りたい人に
使わせてあげたい。という方針がしっかりあるように感じます。
以上私は3点を意識して申し込みをしていました。
因みに結果から申し上げると
電気工事士2学科・技能・電気工事士1種技能、
簿記2級工業簿記
社会保険の手続き
労災申請の手続き
年末調整の手続き
計7回申し込みし、上記方法で全て抽選に当選しました。
学科試験対策
基本的に学科に関しては基本独学で十分だと感じました。
確かに、キャリアアップ講座の授業は聞いていましたが教材があまりよくなく、
また教材に引っ張られる関係で講義の内容も難しすぎました。
結果として私は、教材と過去問をさらに別に購入しそちらをメインに使いました。
使用した教材は
「すいっと」シリーズのテキストと過去問です。
この本はホントに読みやすく絵が多数入っていて判りやすかったです。
基本設定として60点を取るための戦略的な構造になっているため、初めから
難しい計算問題等には触れていませんし、むしろ捨てる覚悟も有りというのに
引かれました。
またチェックシートなどがコンパクトでとても使いやすく通勤電車の中で
も勉強しやすかったです。
過去問を3回もまわせば合格圏に入ると思います。
キャリアアップセミナーのほうは逆に授業自体がアカデミックでこのややこしい
計算問題などをやっていたので取っ付きにくかったというのがあります。
(ただ、上級資格に移行する場合基礎になるので知っていて損はない、)
実技試験対策
まず、電気工事士試験は技能者試験である以上、
実技試験が一番重要であることは察しが着くとおもいます。
何度も繰り返して作業効率と作品の美しさを向上しなければなりません。
また、配線図の作成スピードと正確性の向上、リングスリーブの大きさ等
学科で学んだ知識も含まれてきます。
実技試験はあらかじめ課題が10数問提示されその中から本試験で一問出題されます。
私が試験を受けた28年度の前期試験では会場によって試験問題が異なっていたという
新たな試験制度が試されました。
したがって山を張るのは辞めて、全ての課題が正確にできるように準備することが
必要です。
私の場合は、キャリアアップ講習を含めて1問に付き3回作成しました。
(講習では課題問題を全問1回作成します。)
練習用の機材と配線を購入し練習をし続けたのです。
作った作品は講習の日に持って行き、先生にチェックしてもらいました。
私のように電気関係職ではなくタダの会社の事務系総務職員、
仕事で行うこともなければ相談、質問できる人も居ないわけです。
まして、工具の使い方すらままならない。
そんな時やはり技術を教えてくれる先生と
チェックしてくれる先生が居るのはとても役立ちます。
必ず時間を計りながらやり、回数ごとにメモを取りましょう。
☆実技試験はお金が掛かる。
電気工事士試験の最大のネックは受験までにお金が結構かかることです。
仕方がないことですが、実技試験であるがゆえに工具や部品機材を最低限そろえる必要があるのです。
工具に関しては定番のホーサンの道具セット、
準備万端シリーズの課題を作るための配線と器具等のセット二回分を購入しました。
ここであえてお話しますが、素人の場合作品の完成度とスピードは
お金である程度買える。ということをお話します。
技術のない素人はやはり練習しなければ向上しません。
したがって上手くなりたかったら部品を買って練習するしかないのです。
また、試験は時間との戦いでもあります。
丁寧な仕事には時間が掛かります。
どこで時間を稼ぐか?ということも大事なわけです。
しかし、世の中って凄いもので、便利グッズなるものが
いろんな世界で発明されていくわけです。
たとえば配線の皮むきですがVVFストリッパー
という工具を使うといとも簡単に配線の皮を
剥くことができます。
ナイフを使う場合と歴然としてしまいます。
DIYをしている人が多いのは、それだけ工具の技術が職人並みに進化
している現われです。
多少値段は張りますが、便利な工具はそろえたほうが得です。
その僅かな処理時間の積み重ねが意味のある1分2分となり、
最後のチェックや間違いの修正に大きく役に立つことを
触れておきたいと思います。
☆廃棄用の配線をもらってくる。
キャリアアップセミナーを受講中私は他の人が捨てた配線をもらってきて自宅で
練習用に使いました。確かに課題の規定サイズにはなりませんが、
切って繋げるという作業は同じです。少しでも苦手をなくして技術を向上させま
しょう。
(こんなことができるのも学校ならでは。)
☆そうだ秋葉原に行こう!!
練習課題をやっていると小さなホームセンターでは見かけない配線を使うことがあります。
1.6とか2.0のVVFの配線くらいなら大量にあるのですが、他で代用するにもそれでは
本当の意味での練習にはなりません。
こういうとき、東京って便利なんですよね。秋葉原がありますから。
私は駅から降りてすぐ、中央道り(信号の前)にある九州電気さんを利用させていただきました。
この電気さんはケーブルの種類が多く切り売りしてくれます。しかも安い!!
また、「もし既に練習用部品があり配線だけ欲しい。」という人であれば、配線だけの
セットもあるのでかなりお安かったです。
ネットで販売しているセット物だと必要ではないものも入ってきたりするので、
個別買いもありだと思いました。
⇒一種試験を続けて受けたときはこちらで配線のみ購入しました。
また試験前に「あの課題最後に練習したい。でも配線がない。」というときも直接店頭で
購入できるためとても便利です。
東京近郊の方はその点でもとても恵まれていると感じます。
試験前の過ごし方
「技術試験の前日は絶対に作業してはいけない!!試験当日、絆創膏、止血止めは持っていくこと。」
これは、講習の先生から言われた言葉です。
先生いわく、試験の前日に確認ということで練習していた時
に利き腕の手の指を深く切ってしまい試験を受験できなくなり
1年間棒に振ってしまった受講生が居たそうです。
だから、試験前日まで来たら刃物の類は持つな。と教えられました。
また、逆に本試験中に手を切って出血がひどいと、
その人は試験中止になるという話を聞きました。
バンドエード等止血止めは持って行きましょう。試験管に酷くないと見せかければ
試験は続けられます。もちろん痛いでしょうが個人の判断で。。。
本試験課題作成は豪快に!
技能試験においては課題作成用の作成キッドが配布されます。
まだ経験のない人はわからないでしょうが、問題作成のための
部品と配線、リングスリーブが当然入っているのですが
ここに、ゴミ袋が入っています。
要は、「配線の剥いたカスをこのゴミ袋に入れてください。」
という趣旨なのですが、個人的にこれを律儀にそのつどつど配線を
剥くだびにきれいに入れていると時間がなくなります。
自宅やキャリアアップセンターのなかで問題を作成しているとき
いちいちごみの処理なんてしていましたか?してないですよね。
課題作成後にまとめて清掃、それが主流だとおもいます。
今までやってきた方法を本試験で変える必要はないです。そもそも
会場のテーブルは狭いですし窮屈なのですから。
バンバン配線のカスを飛ばしてもいいですし、いちいち飛んだ配線のカスを
拾う必要はないと思います。
周りに少し迷惑掛かるかもしれませんが、みんなそんなのわかってますし
最後にすいませんでした。と、きれいに掃除すればいいと思います。
自分のペースを乱さずに自分の作品を完成させることに集中しましょう。
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