こんなわけで、総務の仕事をメインにしていたわけですが、ある転職が
きっかけでいわゆるビルメン4点セットを自主的にとることにしました。
というのも、半世紀以上続くとある小規模の製造工場に転職したのですが、
製造工場でありながら全く持って設備管理がわかる人がいなかったのです。
所属長は自分の親の年以上の爺さんで、経理しかできない総務部長。
それでいて、変なプライドがあり、知りにもしないのに知ったかぶり。
当然ぶつかり合いました。
と同時にこの会社に在籍しているのそんなに長くないなと感じました。
(結果的にはこの時点で転職を考え始めた)
基本、私、言いたいことは言う人ですし、そもそも「安全あっての人々の仕事」
総務は「縁の下の力持ちで、安全に働く場所を提供する人」だと思っています。
自分のやる仕事にはプライドを持ちたい。
で、手当たり次第設備系の資格を取りにいくことにしました。
まず最初に浮かび上がったのは管理維持に必要な資格。
冷暖房、そして作業用機械です。
機械を動かすには電気が必要、暖房器具に冷房器具、暖房なら灯油の石油類
「ん?ビルの施設管理と大差ないじゃん。」
さらに、火を使えば火事になることもあり消防設備も必要。
「そういえば、消火器、火災報知機、AEDも工場内にあったな。」
管理維持できる人はいないのに、設備だけはそろっていた不思議な会社。
(もともと数百人規模の会社だったのですが年を追うごとに衰退し、今では
50人程度しか居なかった。)
ということで、いろいろと調べるとビル等設備管理の仕事をするには
「ビルメン4点セット」なる資格が必要であることを発見する。
危険物乙4類 ⇒暖房器具の燃料、機械の燃料 管理
3種冷凍機械 ⇒空調設備の管理 高圧ガス関連
ボイラー2級 ⇒暖房器具そのもの
2種電気工事士 ⇒電気設備全般の修理等
以上が基本的4点セット
さらに、防災対策として
消防設備士関連の資格もあると重宝される。
消火器や火災報知機くらいはどんな会社にもありますよね。
「よし、やってみるか!」という事でビルメン4点セットに
チャレンジし始めました。